1/150 倒壊した建物製作
※ツベコベ言わず製作工程だけ見せろって方は目次の製作開始!からご覧ください!
皆さんどーもこんにちは!
softです!
今回も1/144スケールのジオラマに使える
ヨーロッパ地方の(1階がテナント)長屋風の壊れた建物の作り方をご紹介します。
作業工程は前回と同じなので、
それまでは軽いコメントと写真を公開します!
前回と大きく違う点が2つあります!
それは、階層があること!と屋根があること!
前回は屋根もなく2階の一部だけでしたが、今回は3階建てなので、
屋根と各フロアも(簡単に)作ります!
製作開始!
外壁
今回も1mmボードを使って作っていきます!
おおよその大きさを切り出します。
※中央の壁は左右反転します。
崩すラインより2〜3mm外側を切っていきます!
小口はレンガが露出するので、横方向にギザギザさせる準備します!
切れ込みを入れたところをほぐします。
ほぐしたら手でちぎります。
こんな感じです。
ここまでは前回と同じやり方ですね(^^)
ここから先が前回では行っていない工程になります!
まず1階の壁を固定します!
全て同じ入り口だとのっぺりした建物になってしまうので
雰囲気を変えるために入り口を一部変えます。
階層の床
3面の壁の下地が出来たので各階層を作ります!
フローリングの幅は1.5mmにして継ぎ目はバランス観ながらで…(^^;)
↑のマスキングはフローリングを剥がす作業中です。
貼って剥がすの繰り返しで劣化したフローリングを簡単に再現できます!
剥がしムラがあった方が少しリアルに見えるかな?
作業が終わったものがこちら。
全部は剥がしていません。
フローリングの表現ができたら塗装します。
アクリル絵の具で水を多めにしてペタペタ塗っていきます!
絵の具が乾燥したらこのまま汚しも入れていきます!
間仕切り壁
乾燥を待っている間に2、3階の玄関部分の壁を作ります!
部屋の中央に玄関が来るイメージです。
玄関部分の壁ができたら、その壁に簡単な間取りをつけた階層をくっつけていきます。
部屋の間仕切りも廃墟感を出すためにダメージ加工していきます。
内部と外壁の合体
出来た内部と外壁を合体させます。
外壁がなぜだか仕上がったいますっ!
いや、お前が写真撮り忘れただけだろ…(ボソっ)
それと床が黒く汚れているのは、
雨が降ってフローリングが朽ちてきている雰囲気を出したかったからです!
ヒビ割れ表現
それと今回は建物が大きいので汚れ表現だけだと建物の印象が弱くなります。
印象がワンパターンにならないように壁にひび割れ(クラック)を表現していきます。
ヒビ割れは外部から強い力が加わって弱い部分から発生します。
1,経年劣化によるヒビ(薄く細いヒビ)
2,外部圧力(地震等)によるヒビ(↑の写真のようなヒビ)
※ちなみに一般住宅で2,ような窓の角からヒビがある場合は家が重症なので雨漏りやシロアリの被害に遭う前に修理をした方がいいです。
ヒビの作り方はカッターの刃先で細かく切れ込みを入れていきます。
そこに水でかなり薄めたアクリル絵の具で墨入れして完成です。
屋根
かっこいいヒビを入れたら、次は屋根を作ります。
屋根も床と同様にスジを入れマスキングでペタペタして
アクリル絵の具で調色した黒に近いダークグリーンで全体を塗装します。
そいでもって白や薄茶色でウェザリングをします。
屋根の平面部分はグレーの紙を使いました。
これだけだとちょっと物足りないので屋根に出窓を設けました。
この出窓を
こんな感じです!
完成!!
正面
裏側
2階の手前入り口塗装ミスしちゃいました σ(^_^;)
あとは瓦礫を綺麗に積み上げれば本当の完成です!
前回製作した建物と並べてみました。
戦車道?
いやいやドイツ軍の行軍です!
ガンプラ…進めなきゃ…
それでは次回もお楽しみに!