soft模型blog

ただいま休眠中不定期更新!プラモデルやジオラマ、情景模型(模景)の製作しています。同じ趣味の方と繋がりたい‼︎‼︎

模景(モケイ)を作っています!ただいま休眠中不定期更新。 このブログはHow toではありません。 筆者の作り物をただただ垂れ流しているだけです(´・ω・) 更新時は水曜日です!

青ブタ 咲太&かえでハウス製作 2 【下地組み立て編】

青春ブタ野郎 咲太&かえでハウス製作2

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皆さんどーもこんにちは!

softです!

 

前回は図面まで製作したので、

今回は建物の下地を製作していきます。

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製作した図面を印刷して、

模型を製作しやすいように平面図の壁に勝ち負けのラインを引いていきます。

(ピンク色が勝ち、黄色が負けです。) 

 

 

下地製作の前に…。

建築模型の下地は大体スチレンボードと呼ばれる素材を使用し製作します。

 

スチレンボードとは

スチレンボードは、「ポリスチレンフォーム」という一般的には断熱材に使われる

発泡プラスチック素材を看板ポップなどに使用できるように加工したものです。

イメージといては発泡スチロールの粒子をかなり細かくし高密度にした感じでしょうか?

 

厚みやサイズは?

厚みやサイズはメーカーによって様々ですが、建築模型を製作うえで一般的なのは

厚み1mm2mm、※3mm5mm、※7mmを使用します。

(※3mmボードは紙が貼っていないものもあるので注意が必要です。)

(※7mmボードは、あまり使用しませんが土台等に使用します。)

 

分解模型の製作スケールによって使い分けます。

1mm=1/1002mm=1/753mm=1/505mm=1/25

色付きの外観模型の場合は下地が見えなくなるので、どんな厚みでも製作可能ですが、

しかし大体いつも使い慣れた3mmのボードを使います(^^)

 

サイズの展開も多く、サブロクバン(910×1820)に近いサイズから

ポスターや印刷用紙に適したサイズ(A1、B1やA4、B4等)があります。

 

下地製作

さて、前置きが長くなりました…

今回1/25の内部模型を製作するので下地は、5mm厚のスチレンボードを使います。

 

まずは、外壁と間仕切り、床台を切り出します。

 

建築基準法で居室の天井高は2100mm以上と定められています。

間仕切りの高さは、一般住宅の※天井高は2400mmです。

またマンションも2400mmが平均的だそうです。

※天井高とは:読んで字のごとく、床から天井の高さのことです。

最近は2500mmが標準になっているマンションが多いみたいです。

 

また、話しがずれましたが…

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パーツには全て番号を振ります。

パーツ数にして22枚‼︎

一般的な分解模型に比べるとかなり少ない枚数です。

 

これらのパーツにドア開口を開けいていきます

その前に、窓の開口の開け方をちょっと説明します。

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まずは、

①窓の中心を割り出し、スジを入れます。

②窓の幅(両端)にもスジを入れていきます。(画像の窓は咲太の部屋の窓)

③上端(うわば)と下端(したば)を決めて、スジを入れます。

④スジを入れ終わったら、切り抜きをします。

以上です。

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補足すると窓の上端(うわば)は大きさにもよりますが、

大体、床から2000mmから2100mmが多いです。

 

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ドアと窓の開口を開け終わりました。

 

続いて床の下地を作っていきます!

床の厚みは5mmと3mmを合わせます。

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理由は5mmは玄関前の外廊下の面にするため、

3mmは室内の※上り框(フローリング)の面にするためです。

 

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上り框(あがりかまち)とは:主に玄関のあがり口に、横に通した化粧材を指す。

 

一般住宅の上り框は大体150〜180mm程度です。

しかしマンションの場合、あまり階高がないので天井高を確保するために

上り框は低い所で10mm高くても70mmのようです。

なので、今回は70mm想定にしました。

 

話しを戻して…。

3mmボードの裏に両面テープを貼って固定していきます。

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貼り終わったものがこちらです。

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普段はこんな溝は作らず、

適当な厚さになるようにボード同士をくっ付けます。

 

間取りを説明しやすいように今回の様にやってみました。

なので次回製作する時はまた違う製作方法をとるかもしれません。

 

そして、間仕切りや外壁を仮組みしていきます。

玄関側からの写真

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ベランダ側からの写真です。

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ベランダの形状は劇中に登場していないので、

想像・妄想で製作します。

形状は変更するかもしれません…。

 

あとはドアの部分の床がないので、

3mmボードを5mm幅の帯を作って溝を埋めます。

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これまでやって、やっと素組が出来上がりました!

 

マスキングテープがかなり目立ちますが、

まだ間仕切りは固定しません。

 

床や壁紙を貼る時に間仕切りを固定してしまうと、

作業がしにくいのと汚れる可能性があるためです。

 

なので、床や壁紙を仕上げてから間仕切りを固定しようと思います。

この工程は個人差があるので一概にこれが正しい訳ではありません。

 

 

次回予告

次回は色付け作業をしていきたいと思っています!

色付け作業といっても絵の具で塗る訳ではありません(笑)

色付きの紙を貼っていく作業になります。

 

この色を決める作業が大変でした…。

 

この作業が終わっても建具や家具、サッシを製作しなくてはならないので

やることは山のようにあります(^^;)

 

次回もお楽しみに‼︎